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acb:2012 [2012/06/11 21:19] – [第2回 R入門 2012.06.11] wataluacb:2012 [2012/06/26 10:22] – [第4回 R入門 2012.06.25] watalu
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   * 全国のすべての測定値の平均、中央値、分散、標準偏差を求めて、ヒストグラムに追記して下さい。   * 全国のすべての測定値の平均、中央値、分散、標準偏差を求めて、ヒストグラムに追記して下さい。
   * 都道府県ごとに1時間毎に測定された値が24個ある。都道府県ごとに、これらの平均値、中央値、分散、標準偏差を求めて、表にまとめてください。   * 都道府県ごとに1時間毎に測定された値が24個ある。都道府県ごとに、これらの平均値、中央値、分散、標準偏差を求めて、表にまとめてください。
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 +ヒストグラムに追記すること、について質問を受けました。
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 +  * ワードに「テキストボックス」という機能があり、文書中の任意の場所に四角で囲んだ文字列を置くことができます。[挿入]タブで[テキストボックス]を探して、使ってみて下さい。これは、グラフをワードに貼り付けてからでもできますので、ワードでやってみてください。同じ事はパワーポイントに貼り付けてもできます。
 +  * 平均の場所、中央値の場所は矢印で示して貰うのが、1つのやり方かな、と思います。分散の平方根は標準偏差ですので、標準偏差を平均の両側に幅で示すような線を描くのも、ひとつのやり方ですね。
  
 == レポート作成について == == レポート作成について ==
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   * 様式(ページの大きさ、フォントの大きさなど)は自由ですが、一ページ目の最上部に、講義名、学籍番号、氏名、提出期限、提出日などは記すようにお願いします。   * 様式(ページの大きさ、フォントの大きさなど)は自由ですが、一ページ目の最上部に、講義名、学籍番号、氏名、提出期限、提出日などは記すようにお願いします。
   * 提出物は、計算をしたエクセルファイルと、結果をレポート形式にまとめたワードファイルの2つです。   * 提出物は、計算をしたエクセルファイルと、結果をレポート形式にまとめたワードファイルの2つです。
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 +=== 第5回 回帰分析 2012.06.11 ===
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 +3章には
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 +  * 相関係数の説明
 +  * 相関と散布図の関係
 +  * 共分散と相関係数
 +  * 回帰直線
 +  * 回帰直線を引いた結果の読み取り
 +  * 予測
 +  * 重回帰分析
 +  * 回帰分析の精度
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 +などの説明がある。これらを一通り理解した上で、p.109のデータの回帰分析を行って、考察を加えよ。
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 +=== 第6回 母集団と標本 2012.06.18 ===
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 +4章には
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 +  * 全数調査と標本調査
 +  * 標本抽出
 +  * 母平均と標本平均
 +  * 母分散と標本平均値の分散
 +  * 中心極限定理
 +  * 母分散と標本分散
 +
 +などの説明がある。それらを一通り読んで、理解した上で、
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 +  - 第4回のデータから、ランダムに3時点を選んだ場合の各都道府県の測定値のデータについて (無作為標本)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、のヒストグラムを作成せよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、の平均を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、の標本分散を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +  - 第4回のデータから、正午の測定値のみを用いて (無作為ではない標本)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、のヒストグラムを作成せよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、の平均を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、の標本分散を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +  - これらと、第4回に作成した、都道府県ごとに24時間分の測定値の平均、のヒストグラムや、それらの平均と分散とを、比較せよ (第4回を母集団とみなす)
 +
 +上記の作業の目的は、「各都道府県で1時間ごとに24時間測定したデータと、ランダムに3時間で測定したデータと、正午で定点観測したデータとで、同じことが言えるか、あるいは違うか」を母集団と標本という観点で、検討してもらうことにある。
 +なお、ランダムに3時点とるとは、
 +
 +|0|1|2|3|4|5|6|...|23|
 +
 +という表を作って、RANDBETWEEN関数とVLOOKUP関数を用いること。(手順はp.117からの部分に記載されている)
  
  
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 === 第2回 R入門 2012.06.11 === === 第2回 R入門 2012.06.11 ===
  
-{{:note:uec:acb:r-2-stochastic-simulation-of-discrete-events.pdf|この資料}}。+{{:note:uec:acb:r-2-stochastic-simulation-of-discrete-events.pdf|この資料}}では、離散事象の確率シミュレーションと題して、確率統計学第一で出てくる二項分布のシミュレーションをしてもらいます。 先週の課題同様、まずはRに慣れて下さい。 他のプログラミング言語が得意で、R言語には触れたくもない、という場合には、ここで課した課題を達成する、という条件で、そちらの言語で取り組んでもらっても構いません。 
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 +=== 第3回 R入門 2012.06.18 === 
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 +{{:note:uec:acb:r-3-stochastic-simulation-of-discrete-events-2.pdf|この資料}}では、確率統計学第一で出てくる、大数の法則と中心極限定理についてのシミュレーションを行ってもらいます。 
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 +=== 第4回 R入門 2012.06.25 === 
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 +{{:note:uec:acb:r-4-stochastic-simulation-of-discrete-events-3.pdf|この資料}}では、離散確率事象のシミュレーションを行ってもらいます。 
 +確率論の復習というか、併走する内容が続きます。 
 +全6回から7回の予定です