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informatics:2011 [2011/06/16 13:36] – [ブートストラップ法] wataluinformatics:2011 [2011/06/16 14:27] watalu
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 +[[http://stat.inf.uec.ac.jp/library/informatics.2011/note-20110616.pdf|表示資料]]
 +
 +==== 画鋲を投げて針が上向く確率の推定 ====
 +
 +{{:informatics:529569a.jpg?200|}} 針が上になっている状態を表、下になっている状態を裏とする。
 +
 === モーメント法・最尤法 === === モーメント法・最尤法 ===
 これはRを用いて計算が可能である。 これはRを用いて計算が可能である。
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     x[i] ~ dbin(p,1)     x[i] ~ dbin(p,1)
   }   }
-  p ~ dgamma(2,3) # objective prior  +  p ~ dbeta(2,3) # objective prior  
-  # p ~ dgamma(1,1)  # flat prior+  # p ~ dbeta(1,1)  # flat prior
 } }
 INIT list {p=0.5} INIT list {p=0.5}
 </code> </code>
 +
 +ここでベータ分布はパラメータを変えると、次のように動く。
 +
 +{{:informatics:beta-distributions.jpg?400|}}
 +
  
 ここから先の手順は、多少複雑で ここから先の手順は、多少複雑で
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 これは点推定の方法は正しくても、分布の仮定がそれほど正しくないかもしれない時に、一番最初の信頼区間とは異なった範囲を示す。 これは点推定の方法は正しくても、分布の仮定がそれほど正しくないかもしれない時に、一番最初の信頼区間とは異なった範囲を示す。
-ただし、ブートスラップ反復回数 B の設定には要注意。 
  
 +{{:informatics:bootstrap-sample-distribution-of-p.jpg?400|}}
 +
 +ただし、ブートスラップ反復回数 B の設定には要注意。