差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
次のリビジョン両方とも次のリビジョン
ja:google_classroom [2020/04/20 21:23] – [Google Classroom] wataluja:google_classroom [2020/04/20 21:27] watalu
行 1: 行 1:
 ===== Google Classroom ===== ===== Google Classroom =====
 +
 +[[https://classroom.google.com/|Google Classroom]]は、「Google と米国内の教育者が協力して構築した Classroom は、教師による課題の管理をサポートするシンプルで使いやすいツールです。Classroom を利用すると、教師はクラスの作成、課題の出題と採点、フィードバックの提供などを 1 か所で行えます」だそうです。([[https://edu.google.com/intl/ja/products/classroom/?modal_active=none|Classroom で指導と学習を管理する]]より)
  
 まずは[[https://www.youtube.com/watch?v=DeOVe2YV2Io|GoogleがYouTube上で公開しているClassroom 101という動画]](セリフなし)をご覧ください。 まずは[[https://www.youtube.com/watch?v=DeOVe2YV2Io|GoogleがYouTube上で公開しているClassroom 101という動画]](セリフなし)をご覧ください。
行 14: 行 16:
 |採点|提出された課題を採点するページ、教師にのみ現れる| |採点|提出された課題を採点するページ、教師にのみ現れる|
  
-=== ワークフローの例 === 
- 
-教員サイド 
- 
-  - 授業ページに教材と取り組む課題のセットをアップロードする (直ちにストリームに告知される) 
-  - 授業時間中はストリームを通じて質疑を受け付ける 
-  - 陥りやすいミスなどがあればストリームで発言して補う 
-  - 生徒に課題を提出してもらい、それを到達度の評価に用いると共に、採点して生徒にフィードバックする (授業内小テストや、翌週提出レポートのイメージ) 
- 
-生徒サイド 
- 
-  - 質問等への対応について確認する (授業時間中はリアルタイム, それ以外はラグありなど) 
-  - ストリームページに告知された教材の公開を見て、アクセスする 
-  - 課題に取り組む 
-  - 質問があれば、ストリームページか授業ページの質問か、いずれかで送信する 
-  - 課題を提出する 
-  - 採点結果を見て、次にまた頑張る 
- 
-まとめると 
- 
-^ ^教師^生徒^ 
-|教材の提示|授業ページに資料をアップロードする| | 
-|教材の確認| |ストリームページの告知を確認する| 
-|課題への取り組み| |授業ページにアクセスして課題の内容を確認し、取り組む| 
-|質疑1|ストリームページへの生徒からのコメントを待つ|ストリームページの告知にコメントをつける| 
-|質疑2|授業ページに質問を設定する|ストリームページの告知を確認して、アクセスし、答える| 
-|課題提出| |授業ページの課題にファイルを提出する| 
-|採点|採点ページにアクセスして、採点する| | 
-|フィードバック| |採点された課題を確認する| 
- 
-かゆいところには手が届きませんが、細かい設定を諦めることで、仕事のフローが比較的単純にルーティン化できる感じです。WebClassの方がずっと柔軟です。 
  
 ==== Google Classroomの4つのページ ==== ==== Google Classroomの4つのページ ====
行 106: 行 77:
 採点は提出物を閲覧しながら行えます。成績、コメント記入済みの提出物、及び生徒本人限定公開のコメントは、返却ボタンを押すと。生徒に提示されます。返却ボタンを押すまでまでは、開示されません。 採点は提出物を閲覧しながら行えます。成績、コメント記入済みの提出物、及び生徒本人限定公開のコメントは、返却ボタンを押すと。生徒に提示されます。返却ボタンを押すまでまでは、開示されません。
 これはGoogle Classroomはワークフローがとてもシンプルなことの典型的な現れです。 これはGoogle Classroomはワークフローがとてもシンプルなことの典型的な現れです。
 +
 +==== ワークフローの例 ====
 +
 +教員サイド
 +
 +  - 授業ページに教材と取り組む課題のセットをアップロードする (直ちにストリームに告知される)
 +  - 授業時間中はストリームを通じて質疑を受け付ける
 +  - 陥りやすいミスなどがあればストリームで発言して補う
 +  - 生徒に課題を提出してもらい、それを到達度の評価に用いると共に、採点して生徒にフィードバックする (授業内小テストや、翌週提出レポートのイメージ)
 +
 +生徒サイド
 +
 +  - 質問等への対応について確認する (授業時間中はリアルタイム, それ以外はラグありなど)
 +  - ストリームページに告知された教材の公開を見て、アクセスする
 +  - 課題に取り組む
 +  - 質問があれば、ストリームページか授業ページの質問か、いずれかで送信する
 +  - 課題を提出する
 +  - 採点結果を見て、次にまた頑張る
 +
 +まとめると
 +
 +^ ^教師^生徒^
 +|教材の提示|授業ページに資料をアップロードする| |
 +|教材の確認| |ストリームページの告知を確認する|
 +|課題への取り組み| |授業ページにアクセスして課題の内容を確認し、取り組む|
 +|質疑1|ストリームページへの生徒からのコメントを待つ|ストリームページの告知にコメントをつける|
 +|質疑2|授業ページに質問を設定する|ストリームページの告知を確認して、アクセスし、答える|
 +|課題提出| |授業ページの課題にファイルを提出する|
 +|採点|採点ページにアクセスして、採点する| |
 +|フィードバック| |採点された課題を確認する|
 +
 +かゆいところには手が届きませんが、細かい設定を諦めることで、仕事のフローが比較的単純にルーティン化できる感じです。WebClassの方がずっと柔軟です。
  
 ==== 本学で活用する場合に ==== ==== 本学で活用する場合に ====
  
-すでにeラーニングセンターが運用している[[https://webclass.cdel.uec.ac.jp/|WebClass]]や、複数のサーバ上で運用されているMoodleがあります。Google Classroomを用いると、これらのサーバの一時的な負荷増加を軽減する一助にもなりそうです。+すでにeラーニングセンターが運用している[[https://webclass.cdel.uec.ac.jp/|WebClass]]や、複数のサーバ上で運用されているMoodleがあります。Google Classroomを用いると、すべての授業を遠隔で実施する際の、既存のサーバの一時的な負荷増加を軽減する一助にもなりそうです。
  
 G Suite for Educationで本学のドメインのユーザIDを用いてユーザ認証を行う場合に、本学のユーザIDを持たないアカウントではアクセスできないような設定が可能です。これはGoogle Classroomのみならず、Driveなどすべてのコンテンツについて同様です。 G Suite for Educationで本学のドメインのユーザIDを用いてユーザ認証を行う場合に、本学のユーザIDを持たないアカウントではアクセスできないような設定が可能です。これはGoogle Classroomのみならず、Driveなどすべてのコンテンツについて同様です。