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prob:2013 [2013/07/25 11:51] – [モーメントの求め方] wataluprob:2013 [2013/07/25 11:54] – [モーメントの求め方] watalu
行 354: 行 354:
 </code> </code>
  
-=== モーメントの求め方 ===+=== 中心モーメントの求め方 ===
 == 直接計算 == == 直接計算 ==
  
行 389: 行 389:
 </jsmath> </jsmath>
  
-など。 +など。また中心モーメントを求める際、期待値は自ら計算するにしても原点モーメントではなく
- +
-直接計算する+
  
 <jsmath> <jsmath>
行 403: 行 401:
 </jsmath> </jsmath>
  
-とした方が都合が計算量が少なくなる確率分布もある。+とした方が都合が計算量が少なくなる確率分布もある。(幾何分布、ポアソン分布)
  
 == モーメント母関数からの計算 == == モーメント母関数からの計算 ==
行 442: 行 440:
  
 となる、という定理である。 となる、という定理である。
 +
 +これで求まるのは原点モーメントなので、中心モーメントを求めるのは関係式
 +
 +<jsmath>
 +\mu=\mu_1=m_1-m_1=0, \, \, \sigma^2=\mu_2=m_2-{m_1}^2, \, \, \mu_3=m_3-3m_2m_1+2{m_1}^3, \ldots
 +</jsmath>
 +
 +などを用いるのは、直接計算と同様。
  
 == 他の分布からの計算 == == 他の分布からの計算 ==
行 457: 行 463:
 他にも関係はあるけど、とりあえずこれぐらい。 他にも関係はあるけど、とりあえずこれぐらい。
  
 +  - 互いに独立な確率変数の和の期待値は、それぞれの期待値の和
 +  - 互いに独立な確率変数の和の分散は、それぞれの分散の和
 +
 +はたたき込んでおくとよい。