差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
acb:2012 [2012/06/11 22:40] – [第5回 回帰分析 2012.06.11] wataluacb:2012 [不明な日付] (現在) – 外部編集 (不明な日付) 127.0.0.1
行 271: 行 271:
   * 回帰分析の精度   * 回帰分析の精度
  
-などの説明がある。これらを一通り理解した上で、p.106のデータの回帰分析を行って、考察を加えよ。+などの説明がある。これらを一通り理解した上で、p.109のデータの回帰分析を行って、考察を加えよ。
  
 +=== 第6回 母集団と標本 2012.06.18 ===
 +
 +4章には
 +
 +  * 全数調査と標本調査
 +  * 標本抽出
 +  * 母平均と標本平均
 +  * 母分散と標本平均値の分散
 +  * 中心極限定理
 +  * 母分散と標本分散
 +
 +などの説明がある。それらを一通り読んで、理解した上で、
 +
 +  - 第4回のデータから、ランダムに3時点を選んだ場合の各都道府県の測定値のデータについて (無作為標本)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、のヒストグラムを作成せよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、の平均を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、の標本分散を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +  - 第4回のデータから、正午の測定値のみを用いて (無作為ではない標本)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、のヒストグラムを作成せよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、の平均を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、の標本分散を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +  - これらと、第4回に作成した、都道府県ごとに24時間分の測定値の平均、のヒストグラムや、それらの平均と分散とを、比較せよ (第4回を母集団とみなす)
 +
 +上記の作業の目的は、「各都道府県で1時間ごとに24時間測定したデータと、ランダムに3時間で測定したデータと、正午で定点観測したデータとで、同じことが言えるか、あるいは違うか」を母集団と標本という観点で、検討してもらうことにある。
 +なお、ランダムに3時点とるとは、
 +
 +|0|1|2|3|4|5|6|...|23|
 +
 +という表を作って、RANDBETWEEN関数とVLOOKUP関数を用いること。(手順はp.117からの部分に記載されている)
 +
 +=== 第7回 母集団と標本 2012.06.25 ===
 +
 +少し休憩の課題。
 +
 +  * まず、放射能の測定値を公開しているサイトを、調べなさい。
 +  * 次に、「標本調査」における母集団と標本について、インターネットなどを通じて調べなさい。この内容は教科書の記述と重複するところがあるかもしれない。
 +  * 放射能を測定する際、何を母集団に設定し、どのように標本を選んでいることになっているのかを、調べなさい。
 +  * その上で、普通に町中に住んでいる自分の生活環境と照らして、放射能の測定値がどのように参考になるかを、母集団と標本の観点から論じなさい。
 +
 +レポートの構成は例えば
 +
 +  - 放射能の測定点の選定と散らばり状況
 +  - 放射能測定における母集団とは
 +  - 放射能測定における標本とは
 +  - 定期的に測定されている値と母集団の関係
 +
 +の4節で構成してみるとよい。
 +
 +=== 第8回 確率分布 2012.07.09 ===
 +
 +教科書第5章の、例題に自分で取り組んでみなさい。
 +その後、章末の練習問題を解きなさい。
 +
 +=== 第9回 確率分布 2012.07.27 ===
 +
 +教科書第6章の、例題に自分で取り組んでみなさい。
 +その後、章末の練習問題を解きなさい。
 +
 +ここまで。
  
 ==== 情報リテラシー演習の連絡 ==== ==== 情報リテラシー演習の連絡 ====
行 290: 行 349:
  
 {{:note:uec:acb:r-2-stochastic-simulation-of-discrete-events.pdf|この資料}}では、離散事象の確率シミュレーションと題して、確率統計学第一で出てくる二項分布のシミュレーションをしてもらいます。 先週の課題同様、まずはRに慣れて下さい。 他のプログラミング言語が得意で、R言語には触れたくもない、という場合には、ここで課した課題を達成する、という条件で、そちらの言語で取り組んでもらっても構いません。 {{:note:uec:acb:r-2-stochastic-simulation-of-discrete-events.pdf|この資料}}では、離散事象の確率シミュレーションと題して、確率統計学第一で出てくる二項分布のシミュレーションをしてもらいます。 先週の課題同様、まずはRに慣れて下さい。 他のプログラミング言語が得意で、R言語には触れたくもない、という場合には、ここで課した課題を達成する、という条件で、そちらの言語で取り組んでもらっても構いません。
 +
 +=== 第3回 R入門 2012.06.18 ===
 +
 +{{:note:uec:acb:r-3-stochastic-simulation-of-discrete-events-2.pdf|この資料}}では、確率統計学第一で出てくる、大数の法則と中心極限定理についてのシミュレーションを行ってもらいます。
 +
 +=== 第4回 R入門 2012.06.25 ===
 +
 +{{:note:uec:acb:r-4-stochastic-simulation-of-discrete-events-3.pdf|この資料}}では、離散確率事象のシミュレーションを行ってもらいます。
 +確率論の復習というか、併走する内容が続きます。
 +全6回から7回の予定です。
 +
 +=== 第5回 R入門 2012.07.26 ===
 +
 +{{http://stat.inf.uec.ac.jp/library/acb.2011.a/R-5-stochastic-simulation-of-discrete-events-4.pdf|この資料}}では、ポアソン分布についての演習をして貰います。
 +