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acbb:2012 [2012/05/06 21:04] wataluacbb:2012 [不明な日付] (現在) – 外部編集 (不明な日付) 127.0.0.1
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-===== 情報リテラシーおよび情報リテラシー演習の2012年度の再履修クラス(間コース向け) =====+===== 情報リテラシーおよび情報リテラシー演習の2012年度の再履修クラス(コース向け) =====
  
 ==== 基本情報 ==== ==== 基本情報 ====
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 === オフィスアワー一覧 === === オフィスアワー一覧 ===
- 
  
 ^ 人 ^ 立場 ^ オフィスアワー ^ 会える場所 ^ 相談できること^連絡手段 ^ ^ 人 ^ 立場 ^ オフィスアワー ^ 会える場所 ^ 相談できること^連絡手段 ^
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 皆さんとの連絡には [[mailto:academic.computing.basics@gmail.com|academic.computing.basics@gmail.com]] というメールアドレスを共用しています。 皆さんとの連絡には [[mailto:academic.computing.basics@gmail.com|academic.computing.basics@gmail.com]] というメールアドレスを共用しています。
 +
 +=== 履修者一覧 ===
 +
 +^ 学籍番号 ^ 氏名 ^ 連絡先 ^
 +|0925023|渡邊拓也|kozowdeath@yahoo.co.jp|
  
 === 課題の提出について === === 課題の提出について ===
  
-  * 今年度の課題は情報リテラシー・情報リテラシー演習の双方とも、すべて [[mailto:academic.computing.basics@gmail.com|academic.computing.basics@gmail.com]] 宛に送って下さい。従来のメールアドレスは、2010年度の震災でサーバサーバのハードディスクが損傷し、使えなくなりました。 + 
- * レポートは、指定がない限り、すべてWordファイルで提出して下さい。ただし、情報リテラシー演習は「レポート」と「書いたプログラム」の二つのファイルを送付してもらうことになっており、前者はWordファイルを、後者はメモ帳などで書いたテキストファイルを、それぞれ添付してください。+  * 今年度の課題は情報リテラシー・情報リテラシー演習の双方とも、すべて [[mailto:academic.computing.basics@gmail.com|academic.computing.basics@gmail.com]] 宛に送って下さい。 
 +  * レポートは、指定がない限り、すべてWordファイルで提出して下さい。 
 + 
  
 ==== 情報リテラシーの連絡 ==== ==== 情報リテラシーの連絡 ====
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 === ユーザ登録通知 2012.05.06 === === ユーザ登録通知 2012.05.06 ===
  
 +=== 第1回 タイプ速度測定 2012.05.14 ===
 +
 +連休も終わり、もう連絡してくる学生はいないと思うので、今学期の情報リテラシーを始めます。
 +毎回の課題は、担当教員の山本から連絡します。
 +課題の受領、採点やフィードバックは、昼間コース、夜間主コース、それぞれの科目のTAの方々から連絡します。
 +全員の連絡は[[mailto:academic.computing.basics@gmail.com]]というメールアドレスから送信されます。
 +
 +まず今回は肩慣らしです。皆さんのタイプ入力の速度と、点検にかかる時間を教えて下さい。そのために、下記のものを用意して下さい。
 +
 +用意するもの:
 +
 +  - 秒単位で時間が計れるもの(腕時計、ストップウォッチ、スマートフォンのストップウォッチ、など)
 +  - [[http://www.goukaku.ne.jp/test_wordpro.html|日本語ワープロ検定試験の過去問]]から第88回の4級(速度)と3級(速度)を印刷しておく
 +  - Word、あるいは.doc形式か.docx形式でファイルが保存できるワープロソフト
 +
 +以下では、入力をすべて終えてから、点検をして貰いますので、入力時にいちいち点検しながら進めて行く必要はありません。
 +
 +課題手順:
 +
 +まずは4級(速度)の入力。
 +
 +  - 読みやすい位置に第88回の4級(速度)の問題用紙を置く
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - Wordでファイルを[新規作成]する
 +  - すべて入力する
 +  - 時間を記録する
 +
 +今、入力した4級(速度)の点検・推敲時間も測定する。
 +
 +  - 片手で第88回の4級(速度)の問題用紙を持つ
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - 上で入力した内容と、問題用紙の記載内容を比較して、誤りがあれば訂正し、誤りがない状態にする
 +  - 時間を記録する
 +  - Wordで[名前をつけて保存する]を実行する (ファイル名は「半角の学籍番号_01-タイプ-88-4」とすること)
 +
 +続いて、3級(速度)の入力。
 +
 +  - 読みやすい位置に第88回の3級(速度)の問題用紙を置く
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - Wordでファイルを[新規作成]する
 +  - すべて入力する
 +  - 時間を記録する
 +
 +最後に3級(速度)の確認。
 +
 +  - 片手で第88回の4級(速度)の問題用紙を持つ
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - 上で入力した内容と、問題用紙の記載内容を比較して、誤りがあれば訂正し、誤りがない状態にする
 +  - 時間を記録する
 +  - Wordで[名前をつけて保存する]を実行する (ファイル名は「半角の学籍番号_01-タイプ-88-3」とすること)
 +
 +以上を終えたら、メールに下記の二つのファイルを添付し、メールの本文には本文にはそれぞれの時間を記して、そのメールを[[mailto:academic.computing.basics@gmail.com]]まで提出(送信)すること。
 +
 +  * 0925023_01-タイプ-88-4.docx
 +  * 0925023_01-タイプ-88-3.docx
 +
 +提出期限は、来週の月曜日の午後5時とする。
 +
 +=== 第2回 文書入力と整形速度測定 2012.05.21 ===
 +
 +まず今回も肩慣らしです。皆さんのタイプ入力の速度と、点検にかかる時間と、文書の整形に要する時間を教えて下さい。そのために、下記のものを用意して下さい。
 +
 +用意するもの:
 +
 +  - 秒単位で時間が計れるもの(腕時計、ストップウォッチ、スマートフォンのストップウォッチ、など)
 +  - [[http://www.goukaku.ne.jp/test_wordpro.html|日本語ワープロ検定試験の過去問]]から第90回の4級(文書整形)と3級(文書整形)を印刷しておく
 +  - Word、あるいは.doc形式か.docx形式でファイルが保存できるワープロソフト
 +
 +以下では、入力をすべて終えてから、点検をして貰いますので、入力時にいちいち点検しながら進めて行く必要はありません。
 +
 +課題手順:
 +
 +まずは4級(文書作成)の入力。
 +
 +  - 読みやすい位置に第90回の4級(速度)の問題用紙を置く
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - Wordでファイルを[新規作成]する
 +  - とりあえず、右揃えや中央揃えなど気にせずに、すべてを入力する
 +  - 時間を記録する
 +
 +今、入力した4級(文書作成)の点検・推敲時間も測定する。
 +
 +  - 片手で第90回の4級(速度)の問題用紙を持つ
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - 上で入力した内容と、問題用紙の記載内容を比較して、誤りがあれば訂正し、誤りがない状態にする
 +  - 時間を記録する
 +  - Wordで[名前をつけて保存する]を実行する (ファイル名は「半角の学籍番号_01-タイプ-88-4」とすること)
 +
 +さらに問題に合わせて、入力した4級(文書作成)の整形に要する時間も測定する。
 +
 +  - 第90回の4級(文書作成)の問題用紙を見えるところに置く
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - 右揃えや中央そろえ、改段落、改行など、問題用紙の通りに整形していく
 +  - 「記」の下は[段落番号]を使うと良いが、使わなくても良い
 +  - すべて問題用紙どおりに整形したら、時間を記録する
 +  - Wordで[名前をつけて保存する]を実行する (ファイル名は「半角の学籍番号_02-整形-90-4」とすること)
 +
 +続いて、3級(文書作成)の入力。
 +
 +  - 読みやすい位置に第90回の3級(速度)の問題用紙を置く
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - Wordでファイルを[新規作成]する
 +  - とりあえず、右揃えや中央揃えなど気にせずに、すべてを入力する
 +  - 時間を記録する
 +
 +今、入力した3級(文書作成)の点検・推敲時間も測定する。
 +
 +  - 片手で第90回の4級(速度)の問題用紙を持つ
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - 上で入力した内容と、問題用紙の記載内容を比較して、誤りがあれば訂正し、誤りがない状態にする
 +  - 時間を記録する
 +  - Wordで[名前をつけて保存する]を実行する (ファイル名は「半角の学籍番号_01-タイプ-88-4」とすること)
 +
 +さらに問題に合わせて、入力した3級(文書作成)の整形に要する時間も測定する。
 +
 +  - 第90回の3級(文書作成)の問題用紙を見えるところに置く
 +  - ストップウォッチ等で時間計測を始める
 +  - 右揃えや中央そろえ、改段落、改行など、問題用紙の通りに整形していく
 +  - 「記」の下は[段落番号]を使うと良いが、使わなくても良い
 +  - すべて問題用紙どおりに整形したら、時間を記録する
 +  - Wordで[名前をつけて保存する]を実行する (ファイル名は「半角の学籍番号_02-整形-90-3」とすること)
 +
 +
 +以上を終えたら、メールに下記の二つのファイルを添付し、メールの本文には本文にはそれぞれの時間を記して、そのメールを[[mailto:academic.computing.basics@gmail.com]]まで提出(送信)すること。
 +
 +  * 0000000_01-整形-90-4.docx
 +  * 0000000_01-整形-90-3.docx
 +
 +提出期限は、来週の月曜日の午後5時とする。
 +
 +=== 第3回 統計とは 2012.05.28 ===
 +
 +購入していただいた教科書の課題に移ります。
 +教科書の第一章を要約してください。
 +
 +  * ページ数は問いませんが、少なすぎたら少ないと思いますし、たくさん打ち過ぎたら要約ではないと思います。
 +  * 要約、ってどんな作業なのかを考えながら、取り組んでみて下さい。
 +  * 様式(ページの大きさ、フォントの大きさなど)は自由ですが、一ページ目の最上部に、講義名、学籍番号、氏名、提出期限、提出日などは記すようにお願いします。
 +
 +=== 第4回 統計の基本 2012.06.04 ===
 +
 +購入していただいた教科書の課題に移ります。
 +第一章の内容は理解している、という前提で第二章に入ります。
 +
 +== データの取得 ==
 +まずデータを取得して貰います。[[http://radioactivity.mext.go.jp/old/ja/monitoring_by_prefecture/index.html|放射線モニタリング情報 都道府県別環境放射能水準調査結果(Excel)]]にアクセスしてください。
 +ここから「CSVファイルダウンロード(※外部サイトへリンク)」をクリックして、開いたウェブサイトで、文部科学省が取り纏めている放射線モニタリング情報のCSVファイルを、ダウンロードできます。
 +
 +  * 2011年3月15日
 +
 +この日のデータをダウンロードして保存してください。
 +
 +== ヒストグラムと要約 ==
 +
 +上のデータを、ヒストグラム、平均、中央値、分散、標準偏差を用いて、分析して貰います。ヒストグラムの作成手順、平均、中央値、分散、標準偏差の計算手順は、教科書を参考にして下さい。
 +
 +  * 3月15日の全都道府県の24時間分の測定データ(24*47=1128あるはずだが、欠測分は除く)から、ヒストグラムを作成してください。
 +  * 全国のすべての測定値の平均、中央値、分散、標準偏差を求めて、ヒストグラムに追記して下さい。
 +  * 都道府県ごとに1時間毎に測定された値が24個ある。都道府県ごとに、これらの平均値、中央値、分散、標準偏差を求めて、表にまとめてください。
 +
 +== レポート作成について ==
 +
 +  * 上のヒストグラムと各種要約値を考察してみてください。
 +  * 分散と標準偏差、どちらが考察し易いか、考察して下さい。
 +  * 様式(ページの大きさ、フォントの大きさなど)は自由ですが、一ページ目の最上部に、講義名、学籍番号、氏名、提出期限、提出日などは記すようにお願いします。
 +  * 提出物は、計算をしたエクセルファイルと、結果をレポート形式にまとめたワードファイルの2つです。
 +
 +=== 第5回 回帰分析 2012.06.11 ===
 +
 +3章には
 +
 +  * 相関係数の説明
 +  * 相関と散布図の関係
 +  * 共分散と相関係数
 +  * 回帰直線
 +  * 回帰直線を引いた結果の読み取り
 +  * 予測
 +  * 重回帰分析
 +  * 回帰分析の精度
 +
 +などの説明がある。これらを一通り理解した上で、p.109のデータの回帰分析を行って、考察を加えよ。
 +
 +=== 第6回 母集団と標本 2012.06.18 ===
 +
 +4章には
 +
 +  * 全数調査と標本調査
 +  * 標本抽出
 +  * 母平均と標本平均
 +  * 母分散と標本平均値の分散
 +  * 中心極限定理
 +  * 母分散と標本分散
 +
 +などの説明がある。それらを一通り読んで、理解した上で、
 +
 +  - 第4回のデータから、ランダムに3時点を選んだ場合の各都道府県の測定値のデータについて (無作為標本)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、のヒストグラムを作成せよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、の平均を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の3時点の平均、の標本分散を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +  - 第4回のデータから、正午の測定値のみを用いて (無作為ではない標本)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、のヒストグラムを作成せよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、の平均を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +    * 各都道府県の正午の測定値、の標本分散を求めよ(データ数は測定した都道府県の数)
 +  - これらと、第4回に作成した、都道府県ごとに24時間分の測定値の平均、のヒストグラムや、それらの平均と分散とを、比較せよ (第4回を母集団とみなす)
 +
 +上記の作業の目的は、「各都道府県で1時間ごとに24時間測定したデータと、ランダムに3時間で測定したデータと、正午で定点観測したデータとで、同じことが言えるか、あるいは違うか」を母集団と標本という観点で、検討してもらうことにある。
 +なお、ランダムに3時点とるとは、
 +
 +|0|1|2|3|4|5|6|...|23|
 +
 +という表を作って、RANDBETWEEN関数とVLOOKUP関数を用いること。(手順はp.117からの部分に記載されている)
 +
 +=== 第7回 母集団と標本 2012.06.25 ===
 +
 +少し休憩の課題。
 +
 +  * まず、放射能の測定値を公開しているサイトを、調べなさい。
 +  * 次に、「標本調査」における母集団と標本について、インターネットなどを通じて調べなさい。この内容は教科書の記述と重複するところがあるかもしれない。
 +  * 放射能を測定する際、何を母集団に設定し、どのように標本を選んでいることになっているのかを、調べなさい。
 +  * その上で、普通に町中に住んでいる自分の生活環境と照らして、放射能の測定値がどのように参考になるかを、母集団と標本の観点から論じなさい。
 +
 +レポートの構成は例えば
 +
 +  - 放射能の測定点の選定と散らばり状況
 +  - 放射能測定における母集団とは
 +  - 放射能測定における標本とは
 +  - 定期的に測定されている値と母集団の関係
 +
 +の4節で構成してみるとよい。
 +
 +=== 第8回 確率分布 2012.07.09 ===
 +
 +教科書第5章の、例題に自分で取り組んでみなさい。
 +その後、章末の練習問題を解きなさい。
 +
 +=== 第9回 確率分布 2012.07.27 ===
 +
 +教科書第6章の、例題に自分で取り組んでみなさい。 その後、章末の練習問題を解きなさい。
 +ここまで。