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covid-19 [2020/04/06 16:26] watalucovid-19 [2020/04/06 17:52] (現在) watalu
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 これは金研究室と山本研究室に所属する学域生、大学院生へのお願いであり、教員2名による文書です。 これは金研究室と山本研究室に所属する学域生、大学院生へのお願いであり、教員2名による文書です。
  
-新型コロナウィルスに関して、大学からもいくつかの要請が出ているところです。しかし大学に来なければいいというだけではなく、大学に来ない間の行動も、現在の世界の状況を意識して選択して欲しいと考えました。様々な情報が飛び交う中、[[http://www.ocha.ac.jp/news/20200127_1.html|お茶の水大学の保健管理センターが発信している情報]]が、二次情報源の中でかなり客観的で理解し易い情報と判断しました。これは4月6日時点の判断であり、他にも有益な情報発信は数多く行われていると感じていますが、これから暫くの間は、情報収集から情報活用へと舵を切りたいです。+新型コロナウィルスに関して、大学からもいくつかの要請が出ているところです。しかし大学に来なければいいというだけではなく、大学に来ない間の行動も、現在の世界の状況を意識して選択して欲しいと考えました。様々な情報が飛び交う中、[[http://www.ocha.ac.jp/news/20200127_1.html|お茶の水女子大学の保健管理センターが発信している情報]]が、二次情報源の中でかなり客観的で理解し易い情報と判断しました。これは4月6日時点の判断であり、他にも有益な情報発信は数多く行われていると感じていますが、これから暫くの間は、情報収集から情報活用へと舵を切りたいです。
  
-本文は各自でお読み頂くとして、お茶の水大学保健管理センターの情報で、強く印象に残った記述は次の3文です。+本文は各自でお読み頂くとして、お茶の水女子大学保健管理センターの情報で、強く印象に残った記述は次の3文です。
  
   - 多人数の集合を避けること、が他人に感染を広げないためには最も重要   - 多人数の集合を避けること、が他人に感染を広げないためには最も重要
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   - したがって、たとえ症状がなくとも、(検査が容易には行えない)現時点では、多人数の集合は避け、感染低減策を取り、高齢者、基礎疾患のある人には接しないようにして、当面のオーバーシュート、医療機関医療者への過大な負荷を避けることが必要になります   - したがって、たとえ症状がなくとも、(検査が容易には行えない)現時点では、多人数の集合は避け、感染低減策を取り、高齢者、基礎疾患のある人には接しないようにして、当面のオーバーシュート、医療機関医療者への過大な負荷を避けることが必要になります
  
-多人数として1000人という数字から10人以上という数字まであります。それぞれに意味と目的が異なるので、例えば10人未満であれば良い、という判断は過信に繋がる可能性があります。可能なら[[http://www.inf.uec.ac.jp/w/doku.php?id=ja:ビデオ会議|ビデオ会議ソフトウェア]]などインターネット越し、近距離接触するならせいぜい2人か3人まで、そして常に換気・通気のある環境での接触を心がけることが望ましいように感じてきました。教員が含まれると、学生は1人ないし2人までです。+インターネット上で触れることが可能な記述の中の多人数には、1000人という数字から10人以上という数字まで幅があります。それぞれに意味と目的が異なるので、例えば10人未満であれば良い、という単一の基準に基づく判断は、自らの過信に繋がる可能性が危惧されます。可能なら[[http://www.inf.uec.ac.jp/w/doku.php?id=ja:ビデオ会議|ビデオ会議ソフトウェア]]などインターネット越し、近距離接触するならせいぜい2人か3人まで、そして常に換気・通気のある環境での接触を心がけることが望ましいように感じてきました。教員が含まれると、学生は1人ないし2人までです。
  
 教員も学会や研究会のキャンセル、会議の開催方式のビデオ会議への変更、また通勤時間の変更など、様々な影響がある中で、なんとか研究や教育などの活動、また勤務先の業務に対応しています。皆さんもアルバイト等に従事しても不自由があったり、休業となったり、危惧することが増えたり、また日常生活も制限されるなど、困難を感じる向きもあろうかと思います。 教員も学会や研究会のキャンセル、会議の開催方式のビデオ会議への変更、また通勤時間の変更など、様々な影響がある中で、なんとか研究や教育などの活動、また勤務先の業務に対応しています。皆さんもアルバイト等に従事しても不自由があったり、休業となったり、危惧することが増えたり、また日常生活も制限されるなど、困難を感じる向きもあろうかと思います。
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   * [[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html|厚生労働省]]   * [[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html|厚生労働省]]
 関連しそうな医師の学会や医療機関の見解を私たちの病理の専門家の見解としてもっともミクロなレベルの見解として捉える 関連しそうな医師の学会や医療機関の見解を私たちの病理の専門家の見解としてもっともミクロなレベルの見解として捉える
-  * [[http://www.ocha.ac.jp/news/20200127_1.html|お茶の水大学保健管理センター]]+  * [[http://www.ocha.ac.jp/news/20200127_1.html|お茶の水女子大学保健管理センター]]
   * [[http://www.hc.u-tokyo.ac.jp/2019ncov/|東京大学保健管理センター]]   * [[http://www.hc.u-tokyo.ac.jp/2019ncov/|東京大学保健管理センター]]
   * [[https://www.jsph.jp/covid/|公衆衛生学会]]   * [[https://www.jsph.jp/covid/|公衆衛生学会]]
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 これらは、私たちが参考にしようと決めたサイトです。もっと詳細、あるいはもっと分かりやすいサイトもあると思いますが、日々、ウェブサイトを巡って探すことは難しいので、現在はこれらに固定しています。皆さんは、これらに拘らず、各自が必要な粒度の情報が正確に伝えられているサイトを見つけて参考にしてください。 これらは、私たちが参考にしようと決めたサイトです。もっと詳細、あるいはもっと分かりやすいサイトもあると思いますが、日々、ウェブサイトを巡って探すことは難しいので、現在はこれらに固定しています。皆さんは、これらに拘らず、各自が必要な粒度の情報が正確に伝えられているサイトを見つけて参考にしてください。
-== モデルによる理解 == 
  
-SIRモデルは、集団Nを感染可能者(Susceptable)S、感染済者(Infected)I、免疫獲得者(Recovered)Rに分け、感染可能者と感染済者の接触が感染可能者の感染を拡大し、また感染可能者が治癒または死亡により感染可能者+感染済者から除外される、という数理モデル(微分方程式モデル)です。このモデルは次の4項目に要約できます。+=== 追伸 ===
  
-  * 接触率が人数積に比例すると仮定 +お願い書い午後に、緊急事態宣言を翌日も発令きるように調整報道あり夕方には大学も発された場合には学生登校禁止、教職員もキャンパスへ立ち入は許可制、との対応案示されました
-  * 感染者下げるには、接触あ感染率を下げればよいモデル +
-  * 感染者から除外される免疫獲得しかないモデル +
-  * 免疫獲得は、治癒か死亡しかないモデル +
- +
-数理モデルとは数式表現されたモデル全体を指して言い、これはその中の微分方程式モデルです。 +
- +
-再発症注目されていますし感染成功には接触時間に比例してよさそうなので、された数字このモデルを当てめて論じることに若干疑問を覚えないでもあません。でも感染を単純して説明するモデルして近似性能あるようです(この記述は主観を交えています) +
- +
-(以下、加筆予定)+