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 表:PPDAC 表:PPDAC
-|P|Problem|問題設定| +| |Step|ステップ|図| 
-|P|Plan|計画| +|P|Problem|問題設定|{{:mselab:2014:stat:week1:99.investigative.png?600}}
-|D|Data|データ| +|P|Plan|計画| ::: 
-|A|Analysis|解析| +|D|Data|データ| ::: 
-|C|Conclusion|結論|+|A|Analysis|解析| ::: 
 +|C|Conclusion|結論| ::: | 
  
 PPDACサイクルはこの5つのステップを繰り返すことで、真実に近づいていく。逆にこれらがないとどうなるか。Problemステップで設定する問題と目的なしには、Planステップで目標が検討しにくい。またPlanステップで設定する目標なしには、Dataステップでのデータ収集とAnalysisステップでの解析プロセスが迷子になり、またAnalysisステップを終えてConclusionステップに移るタイミングを判断できない。 PPDACサイクルはこの5つのステップを繰り返すことで、真実に近づいていく。逆にこれらがないとどうなるか。Problemステップで設定する問題と目的なしには、Planステップで目標が検討しにくい。またPlanステップで設定する目標なしには、Dataステップでのデータ収集とAnalysisステップでの解析プロセスが迷子になり、またAnalysisステップを終えてConclusionステップに移るタイミングを判断できない。
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-PPDACの図は、[[https://www.google.com/search?rls=en&q=PPDAC&ie=UTF-8&oe=UTF-8|Googleさんに聞いて]]から画像検索を依頼すれば、たくさん表示されるので、一つ、一番古いと思われるものを引用しておく +PPDACの図は、[[https://www.google.com/search?rls=en&q=PPDAC&ie=UTF-8&oe=UTF-8|Googleさんに聞いて]]から画像検索を依頼すれば、たくさん表示されるので、一つ、一番古いと思われるものを引用し。これは、[[https://www.stat.auckland.ac.nz/~wild/StatThink/|このページ]]に掲載されているカナダ発の[[https://www.stat.auckland.ac.nz/~wild/StatThink/images/99.Investigative.png|この図]]で、これ以外にもたくさんの図がインターネット上には見つかる。
- +
-{{:mselab:2014:stat:week1:99.investigative.png?500|}} +
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-これは、[[https://www.stat.auckland.ac.nz/~wild/StatThink/|このページ]]に掲載されているカナダ発の[[https://www.stat.auckland.ac.nz/~wild/StatThink/images/99.Investigative.png|この図]]で、これ以外にもたくさんの図がインターネット上には見つかる。+
  
 データの解析には、問題の明確化と目的の設定(P:Problem)、次いで、目的の設定を受けた目標の設定(P:Plan)が不可欠だからである。どのような問題を解決・解消するために、あるいは、どのような状況を改善するためにデータを扱うか、をまず明確にする。そして、その問題や状況の現状をデータから定量的に把握する。そのために問題を明確にして、分析の目的を設定しなければ、解析の手順が容易に迷子になりうる。ヒストグラムや棒グラフを描くにせよ、クロス集計したり散布図などを描くにせよ、どの変数あるいはどの集計値(統計量とも)を基準に考え、あるいはどのような評価尺度を改善していくか、をまず明確にするのである。 データの解析には、問題の明確化と目的の設定(P:Problem)、次いで、目的の設定を受けた目標の設定(P:Plan)が不可欠だからである。どのような問題を解決・解消するために、あるいは、どのような状況を改善するためにデータを扱うか、をまず明確にする。そして、その問題や状況の現状をデータから定量的に把握する。そのために問題を明確にして、分析の目的を設定しなければ、解析の手順が容易に迷子になりうる。ヒストグラムや棒グラフを描くにせよ、クロス集計したり散布図などを描くにせよ、どの変数あるいはどの集計値(統計量とも)を基準に考え、あるいはどのような評価尺度を改善していくか、をまず明確にするのである。
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   * 特に連関図法の結果について、RかRコマンダーで検討すること。それら作成したグラフや表、また計算した集計値(統計値)などをレポートに含める場合、説明・報告・考察に必要なもののみを含めること。   * 特に連関図法の結果について、RかRコマンダーで検討すること。それら作成したグラフや表、また計算した集計値(統計値)などをレポートに含める場合、説明・報告・考察に必要なもののみを含めること。
   * 図表は読みやすいように配置すること。   * 図表は読みやすいように配置すること。
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