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note:cc:virtual_domain_service [2011/04/20 22:16] – [注意] watalunote:cc:virtual_domain_service [不明な日付] (現在) – 外部編集 (不明な日付) 127.0.0.1
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 ==== ウェブサーバ ==== ==== ウェブサーバ ====
 +
 +=== はじめに ===
  
 研究室のホームページを公開するには、まずWWWサイトの名前を決めます。例えば 研究室のホームページを公開するには、まずWWWサイトの名前を決めます。例えば
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 <code> <code>
-広義のホスト名  IN  CNAME  post-?.cc.uec.ac.jp+広義のホスト名  IN  CNAME  post-?.cc.uec.ac.jp.
 </code> </code>
  
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 <code> <code>
-www.pclab  IN  CNAME  post-3.cc.uec.ac.jp+www.pclab  IN  CNAME  post-3.cc.uec.ac.jp.
 </code> </code>
  
 の追記を依頼します。ひとつ、注意しなければならないのは、従来から www.pclab.inf.uec.ac.jp を運用していて、それを情報基盤センターに移設する場合は、追記ではなく、変更の依頼になります。日本語の注意だけですが、ゾーンファイルを編集する人への気遣いとして、追記か変更かは、述べると良いでしょう。 の追記を依頼します。ひとつ、注意しなければならないのは、従来から www.pclab.inf.uec.ac.jp を運用していて、それを情報基盤センターに移設する場合は、追記ではなく、変更の依頼になります。日本語の注意だけですが、ゾーンファイルを編集する人への気遣いとして、追記か変更かは、述べると良いでしょう。
 +
 +== ドメイン管理者への登録依頼の際の注意 ==
 +
 +ただし、ウェブサーバ(www.pclabを例に説明)と後述するメールサーバ(@pclabを例に説明)を同じサービスで申し込む場合、学科ドメインの外向きのゾーンファイルには
 +<code>
 +www.pclab  IN  CNAME  post-?.cc.uec.ac.jp.
 +pclab      IN  A      130.153.*.*
 +           IN  MX 10  mx.uec.ac.jp.
 +</code>
 +内向きのゾーンファイルには
 +<code>
 +www.pclab  IN  CNAME  post-?.cc.uec.ac.jp.
 +pclab      IN  A      130.153.*.*
 +           IN  MX 10  pclab.inf.uec.ac.jp.
 +</code>
 +との設定を、管理者にお願いする必要があります。130.153.*.*は、post-?.cc.uec.ac.jpのIPアドレスを調べて埋めます。
 +これら一組のIPアドレスとFQDNは、同じサーバを指しますが、CNAMEレコードで定義したホストは、MXの右辺値になれない、という制約のため、メールを受信するサーバはAレコードで定義します。
 +
  
 === 運用開始 === === 運用開始 ===
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 ==== メールサーバ ==== ==== メールサーバ ====
 +
 +=== はじめに ===
  
 総合情報学科では教職員のメールアドレス以外は提供していませんので、学生に大学名を含むメールアドレスを使って貰うには、情報基盤センターの教育系アカウントの利用を促すか、研究室独自にメールサーバを運用するか、の二つの選択肢から選ぶことになります。そして後者を検討する際に、独自にメールサーバを運用したいけどUNIXサーバの管理は荷が重い、と躊躇する際には、このバーチャルドメインサービスを利用するのが一つの有望な手段となります。 総合情報学科では教職員のメールアドレス以外は提供していませんので、学生に大学名を含むメールアドレスを使って貰うには、情報基盤センターの教育系アカウントの利用を促すか、研究室独自にメールサーバを運用するか、の二つの選択肢から選ぶことになります。そして後者を検討する際に、独自にメールサーバを運用したいけどUNIXサーバの管理は荷が重い、と躊躇する際には、このバーチャルドメインサービスを利用するのが一つの有望な手段となります。
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 <code> <code>
-広義のホスト名  IN  CNAME  post-?.cc.uec.ac.jp+広義のホスト名  IN  CNAME  post-?.cc.uec.ac.jp.
 </code> </code>
  
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 の追記を依頼してください。ひとつ、注意しなければならないのは、従来から pclab.inf.uec.ac.jp を運用していて、それを情報基盤センターに移設する場合は、追記ではなく、変更の依頼になります。日本語の注意だけですが、ゾーンファイルを編集する人への気遣いとして、追記か変更かは、述べると良いでしょう。 の追記を依頼してください。ひとつ、注意しなければならないのは、従来から pclab.inf.uec.ac.jp を運用していて、それを情報基盤センターに移設する場合は、追記ではなく、変更の依頼になります。日本語の注意だけですが、ゾーンファイルを編集する人への気遣いとして、追記か変更かは、述べると良いでしょう。
 +
 +== ドメイン管理者への登録依頼の際の注意 ==
 +ただし、ウェブサーバ(www.pclabを例に説明)と後述するメールサーバ(@pclabを例に説明)を同じサービスで申し込む場合、学科ドメインの外向きのゾーンファイルには
 +<code>
 +www.pclab  IN  CNAME  post-?.cc.uec.ac.jp.
 +pclab      IN  A      130.153.*.*
 +           IN  MX 10  mx.uec.ac.jp.
 +</code>
 +内向きのゾーンファイルには
 +<code>
 +www.pclab  IN  CNAME  post-?.cc.uec.ac.jp.
 +pclab      IN  A      130.153.*.*
 +           IN  MX 10  pclab.inf.uec.ac.jp.
 +</code>
 +との設定を、管理者にお願いする必要があります。130.153.*.*は、post-?.cc.uec.ac.jpのIPアドレスを調べて埋めます。
 +これら一組のIPアドレスとFQDNは、同じサーバを指しますが、CNAMEレコードで定義したホストは、MXの右辺値になれない、という制約のため、メールを受信するサーバはAレコードで定義します。
 +
  
 === 運用開始 === === 運用開始 ===
行 188: 行 227:
 BINDへのゾーンファイルの反映などは、勝手にやってくれますし、BINDを動かしているサーバの管理は、センターにお任せです。 BINDへのゾーンファイルの反映などは、勝手にやってくれますし、BINDを動かしているサーバの管理は、センターにお任せです。
 サブドメインの新設についての詳細は、ここでは割愛します。 サブドメインの新設についての詳細は、ここでは割愛します。
 +必要な方は、お尋ねくだされば、改めて追記します。