応用数学B
連絡事項
- 10/01に出題して11/08が提出期限の課題は,配布プリントに書いてあります。
- 11/29の6限はありません。横井先生に確認しました。
- 11/22に出題して11/30が提出期限の課題は次の通りです.教:4-1, 4-2, 4-3, 4-4, 4-5, 6-1, 6-2, 6-3, 6-4, 6-5 参: 6-2, 6-3, 6-4 (参考書は奇数番号のみ)。
- 期末試験、01/31に実施します。
はじめに
このページは、山本がメンテナンスしており、山本が担当する分について更新している。 横井先生の情報は、シラバスから辿れるページを参照すること。
内容
- フーリエ級数
- フーリエ変換とフーリエ逆変換
- 定数係数非同次常微分方程式
- 偏微分方程式
この科目のカリキュラム上の位置づけ
この科目は,次の科目の既習得を前提として開講する.
- 基礎微分積分学第一(1学期):微分積分
- 基礎微分積分学第二(2学期):微分積分
- 基礎物理学第一(1学期):微分方程式(力と運動,波)
- 基礎物理学第二(2学期):微分方程式(電磁気学)
- 基礎解析学(3学期):線形微分方程式
- 応用数学A(3学期):積分
特に基礎解析学の内容は,この科目と密接に関係があるので,既習得としておくことを強く勧める.そしてこの科目の内容は,次の科目と密接に関係がある.
- 電気回路学および演習(4学期):複素解析入門,交流電流と電気回路
- 制御工学(5学期):
- 信号処理論(6学期):フーリエ級数,フーリエ変換
以上の説明は,先端工学基礎課程のカリキュラム紹介のページにある授業科目関連図とは若干異なるが,たぶん単なる解釈の相違と思われる.
内容と担当
フーリエ解析とラプラス解析である。 横井先生と山本の2人で2コマを担当するので、相談の上、ラプラス解析を横井先生が、フーリエ解析を山本が、それぞれ担当することにした。
(2011/11/28改訂)
回 | 6限 | 7限 | 内容 | 項目(予定) | 項目(実際) | 教科書との対応 |
F1 | 10/04 | 11/29 | フーリエ解析(1) | 周期関数,三角関数,フーリエ級数,複素フーリエ級数(第7回) | 周期関数、三角関数、フーリエ級数、偶感数と奇関数、フーリエ級数の計算例 | 1.1, 1.2, 1.3 |
F2 | 10/11 | 12/06 | フーリエ解析(2) | 任意の周期をもつ関数,偶関数と奇関数(第8回) | フーリエ級数の例、複素フーリエ級数 | 1.4, 1.6 |
F3 | 10/25 | 12/13 | フーリエ解析(3) | 振動方程式の解法,2乗誤差(第9回) | 周期関数のたたみこみ,最小二乗近似,振動方程式の解法, デルタ関数 | 1.7, 1.8, 配布プリント, 3 |
F4 | 11/01 | 12/20 | フーリエ解析(4) | フーリエ積分,フーリエ余弦積分,フーリエ正弦積分(第10回) | フーリエの積分公式,フーリエ変換,フーリエ逆変換 | 4.1, 4.2, 配布プリント |
F5 | 11/08 | 01/10 | フーリエ解析(5) | フーリエ余弦変換,フーリエ正弦変換,線形性(第11回) | 線形常微分方程式の解法(一般解と特殊解) | 6.1, 6.2 |
F6 | 11/15 | 01/17 | フーリエ解析(6) | フーリエ変換,導関数のフーリエ変換,たたみ込み定理(第12回) | フーリエ変換の性質,デルタ関数 | 4.3, 4.4, 4.5 |
F7 | 11/22 | 01/24 | 偏微分方程式(2) | フーリエ級数による熱方程式の解(第14回) | フーリエ変換の性質,線形常微分方程式の解法 | |
L1 | 12/06 | 10/04 | ラプラス変換(1) | ラプラス変換,逆変換,線形性(第1回) | ||
L2 | 12/13 | 10/11 | ラプラス変換(2) | 導関数と積分のラプラス変換(第2回) | ||
L3 | 12/20 | 10/25 | ラプラス変換(3) | 単位ステップ関数,デルタ関数(第3回) | ||
L4 | 01/10 | 11/01 | ラプラス変換(4) | 変換の微分と積分(第4回) | ||
L5 | 01/17 | 11/08 | ラプラス変換(5) | たたみ込み,積分方程式(第5回) | ||
L6 | 01/24 | 11/15 | ラプラス変換(6) | 微分方程式,初期値問題,連立微分方程式(第6回) | ||
L7 | 11/22 | 偏微分方程式(2) | 波動方程式,変数分離法(第13回) | |||
試験 | 01/31 | 01/31 | 期末試験 | 期末試験 | フーリエ解析の部分の期末試験 |
予備日:01/31(7限)
休講日:10/18(体育祭のため), 11/29(6限)
授業の進め方(フーリエ変換の部分)
- 教科書と参考書を所有していることを前提に講義を進める.原則として,教科書通りに板書で行う.
- フーリエ級数とフーリエ変換で1回ずつ,教科書や参考書の問題に取り組んだノート提出を求める.
- 提出したノートの内容は理解していることを前提に,期末試験を行う.
到達目標(フーリエ変換の部分)
- (複素)フーリエ級数を計算できる
- フーリエ変換と逆フーリエ変換を計算できる
- フーリエ級数とフーリエ変換を用いて,線形非同次常微分方程式を解ける