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KNIME

KNIMEは、データが生まれる場所とデータに基づいた意思決定を行う場所を繋ぐプラットフォームを提供するそうです。データの分析に関してのコアプロダクトであるKNIME Analytics Platformは、オープンソースで開発されています。他にKNIME Hubという、複数のKNIME Analytics Platformを繋ぐためのソフトウェアも提供していて、これでKNIMEで作成したワークフローを組織の各所に実装したり、共有することができるようです。KNIME Community Hub、KNIME Business Hubの2種類があります。

歴史については、インフォコムからの紹介を引用します。

2004年にコンスタンツ大学において、医薬品分野を専門とするシリコンバレーのソフトウェア会社からやってきた開発者チームが、共同開発ツールとして新しいオープンソースプラットフォームの開発に着手しました。厳しいソフトウェアエンジニアリング基準を遵守し、データの読込、変換、分析、視覚探索モデルなどの機能を含み、堅牢でモジュール性が高く、柔軟な拡張性をもつプラットフォームを作成しました。

2006年にKNIMEの最初のバージョンがリリースされ、いくつかの製薬会社がそれを使い始め、その後ソフトウェアベンダーがKNIMEベースのツールを構築していきました。現在、KNIMEのユーザーは、ライフサイエンス、金融サービス、出版社、小売業者、インターネット小売業者、製造コンサルティング会社、政府、研究など幅広い業界の50カ国以上の大企業で利用されています。