総合情報学科ドメインの運用について

学科会議に提案する前に委員会で決めたポリシーを、以下に載せます。

学科会議において、ML の SPAM 対策 (登録アドレス以外は送信拒否) は当面は必要ないのではないかなどの意見が出され、実施に現状では誰でも送信できるよう設定していますが、下記のポリシーにはこれは反映されていません。また、年度毎の委員の入れ替えなども、現状に則していませんので、ご注意下さい。

総合情報学科ドメインの運用について (2010年度策定版)

新Jドメイン検討会 山本、柳井、高橋、服部、織田

運用ポリシー

学科サーバの運用に関わる人的コスト抑制のため、学科サーバでは学科として提供すべき必要最低限のサービスのみを実装し、研究室利便性を上げるためのサービスは原則として実装しない。学科サーバは DNS および学科として持つべきメーリングリストのみを実装する。いくつかの旧学科で研究室向けに提供していたメーリングリストやウェブサーバ等の運用は、研究室毎に情報基盤センターのバーチャルドメインサービスを利用してもらい、学科としての集中管理は廃止する。

管理委員会

以下の 4名で管理委員会を構成する。任期は 2年とし毎年半数を入れ替える。

  • 世話人 (教授 1名)
  • 実務担当 (各コースから 1名)

なお、2010年度は旧学科からの円滑な移行を進めるため、情報の取りまとめを中心に担当する旧学科から 1名ずつの教員と設定作業担当の技術職員、世話人の6名で運営する。

  • 世話人 (教授 1名)
  • 情報取りまとめ (山本、柳井、服部(聖)、若月)
  • 設定作業 (服部(修))

管理委員会のメールアドレス: inf-admin@inf.uec.ac.jp (予定)

メール

  • inf.uec.ac.jp ドメイン宛のメールを処理するサーバを、バーチャルドメインサービスを利用して実装する。ただし、受けたメールを転送する機能を中心とし、原則として個人向けのアカウントは設定しない。
  • 教職員および学生のメールアカウントには、センターの教育系アカウントもしくはその別名サービスを使用する。ただし、研究室等で運用するメールサーバ上のアカウントを利用しても良い。パートの事務員等もセンターのアカウントを利用することとする (職員証の取得が必要)。
  • ※注) 旧学科ドメインは将来抹消されると考えるべきである。よって、現有の旧ドメイン名のサーバは新ドメイン名へ移行すべきであり、旧ドメイン名のついたメールアドレスを使い続けることは推奨されない。
  • @inf.uec.ac.jp のメールアドレスを希望する教員には、転送設定により対応する。学科サーバ上にスプールは作成しない。
  • 以下のメーリングリスト (ML) を作成する。その他学科運営に必要な ML は随時作成する。また SPAM 対策のため、学科全員の ML は登録アドレス以外からのメールは拒否する設定とする。 SPAM対策については、暫く様子を見る。
    • 学科全員、コース毎、事務 (東事務、西事務)
    • 役職毎 (prof, aprof, ra)
    • inf-admin
  • 研究室の ML 等は、inf のサブドメインとして研究室で用意したサーバを登録し、運用は研究室に任せる。サーバはセンターのバーチャルドメインサーバの使用を推奨する。

DNS (正引き)

  • inf.uec.ac.jp ドメイン下の名前を管理するサーバを、バーチャルドメインサービスを利用して実装する。
  • 研究室のホストの登録は、inf 直下への登録と研究室毎のサブドメイン運用のどちらでも可能とする。なお、「.」を含む名前を inf 直下に登録し、独自の DNS サーバを用意せずに仮想的にサブドメインとして運用しても良い。なお、研究室をサブドメインとし DNS サーバを用意する際には、セキュリティを高めるために、センターのバーチャルドメインサーバの使用を推奨する。
  • 柔軟な運用のため、A フィールドの他に MX, NS, CNAME の各フィールドも登録可能とする。なお、DNS 登録は教職員のみが申請できるものとする。
  • 全学運用ポリシーの方針として、外部から参照可能な名前を最小限に抑えることが推奨されている。DNS は内向けと外向けの 2つを用意するので、DNS 登録申請時には学外に見せる必要性を熟慮した上で、学外からの参照の可否を明記すること。

補足

2010年度より、技術部の業務から学科向けのサービスが除外されました。今後は学科の運営に技術職員の支援は期待できません。旧学科からの移行作業を服部修二さんに支援して頂くのは、本人および技術部に特別に頼んだ結果であり、今年度限りの約束となっています。移行は作業量が多くなりますので、支援が受けられる今年度内に確実に実施できるよう協力をお願いします。