教員の研究領域は、工業分野で発生するデータの統計学に基づく分析、という意味で工業統計や応用統計という言葉で表現します。
学生の皆さんは、教員と企業との共同研究に近い人は、ご自身の研究をデータサイエンスと思っているかもしれません。データを扱うためにデータベースサーバを立ち上げ、データを分析するためにRやPythonを操り、分析目的に応じた結論を考察から導いています。
研究テーマは教員の研究に関するものだけでなく、学生の皆さん自身の希望と、その時点での可能性を十分に検討して決めています。ご自身でTwitterから取得したデータを分析することもありますし、企業からお借りしたデータを分析することもあります。またコンテストに参加して、主催者からお借りするデータを分析することもあります。以前と比べて、大規模なデータに触れるチャンスは格段に増しており、その中で、現在ではデータサイエンスと呼ばれることが多い姿勢に基づいて、データを分析して、有用な情報を引き出す。
これが山本研究室の基本姿勢のように感じています。